実学寄りかアカデミック寄りか
スクール選びの際には最終的にいくつかのスクールについて結構悩んだんですが、その中には、レピュテーションはよくてもアカデミック寄りとか、そういう評価のスクールもありました。
今のところは少なくとも名前的に、あるいは私の印象的には完全に実学よりと思ってましたがやはりそういう感じです。つまりコンセプトレベルでの内容ではなく実際に何をどう使うかというレベルに立ち入ることが多いです。
今Digital Marketingの課題のためのテキストを読んでいますが、E Mail Marketingにあたって、今はPCのみならずスマートフォンやタブレットなどを使ってメールを読むこと、までだとコンセプトレベルかもしれませんが、そのためいろいろなスマートフォンでもうまく表示してもらうためには云々、そういう話が出てきます。
自分がDigital Marketingに携わることは多分ないという前提では、正直そこまでは。。と思って読み物でもそういうところは流します。
今のsemesterも半分ぐらいのところまで差し掛かってきて、何が身についているのかまだちゃんとした自信はもてませんが、GWも課題の山に取り組んでいます。
今週はDigital Marketingのみ
「毎週」課題提出だった科目が今週は課題なしで、今週(正確には月曜朝)までに提出するのはDigital Marketingのみで少し楽ができています。
ビジネススクールというのはそういうものだと思いますが、理論のみではなく実践が大事ということで、課題も実際のビジネスに係るものが多いのですが、今週の課題は、当該スクールの現状のSEM (Search Engine Marketing)に対してどのような改善ができるのかを提案するというもので、競合のSEMの評価だったり、Adのサンプルを作るといったことが盛り込まれているべしというものです。
毎度そうなんですがどこまで力を入れるかが難しいです。上を目指すときりがないので。
この科目は現状足元でAssignmentについて高評価が続いていて、自分の中でも「主力」科目じゃないので。。
と言いつつ今期主力と位置づけているOperations Managementがもう自分の中では消化不良気味で困ったものです。
マイケル・ポーターの論文にて
マイケル・ポーターは戦略論の大家で、この辺をかじったことがある人なら必ず知っているような大御所ですが、その人が1996年に書いたWhat is strategyというペーパーを読んでいました。Assignmentで指定されている読み物の一つです。
その中でJapanese Compnanies Rarely have Strategiesというコラムがあって、日本企業はオペレーション(操業)の効率化が得意で、国内経済の成長に加えて海外市場を攻略することによって企業が成長していたが、効率化の手段というものはあっと間に拡散されていくので、その(海外との)差が縮まるに連れて自らが招いたトラップに陥りつつある、とそんなことが書かれており、ここから脱出するにはストラテジーが必要と書かれてます。
1996年というとバブルがはじけてまだ数年、まだ経済が元気だった頃ですが既にそういうことが識者には知られていたのだとしみじみと思いました。
学びたい vs 単位取りたい
学ぶことか単位を取ることか、大概の学生であれば後者が優先されるものだと思いますが、自分の場合もどこまで真面目に頑張り、どこで手を抜くか考えないといけません。
科目によって課題は様々ですが特定のケーススタディから案を作るものであったり自己を分析するものだったり、あるいは自社について当てはめて考えた場合どうかというものまであるのですが、今やってるDigital Marketingの今回の課題は、(自社じゃなくて他社でかまわないので)SEOの仕事っぷりを監査してレポートにまとめろというもの。つまり評価してどこをどう改善する余地があるか等をまとめるものです。これも本気でやるとキリがない。。
Digital Marketingは前回の課題も結構きつかった…し、今回はちょっとスルーめでいきますかね。前回は特定企業の立場にたってオンラインのモニタリング行動の提案をするというものでした。
Digital Marketingの読み物の中でGoogleが作った文書がたくさん出てくるんですが、以下のものが笑えました。インチキくさいSEOみたいなサービスに気をつけろという文脈で「当社もこういうメールを受け取るのだ。」と
"Dear google.com,
I visited your website and noticed that you are not listed in most of the major search engines and directories..."
落第的な評価
課題を出すたびに10段階評価がかえってくるのですが、初めて「これは!」という大きなマイナスがつきまして、嘆いています。
最終的にはテストの結果5割、課題で5割で評価されるのですが、今「ルール」を確認したところテストで5以上の評価、そしてテストと課題で荷重した評価点も5以上になっていないとだめみたいですが、今回4をもらいました。
評価のフィードバックに寄せられているコメントを見てもいまいち釈然と。。ということがまれにあって、結局言葉が違うと難しいなと実感しております。
今週も終わった(課題提出)
隔週の4科目と毎週の1科目のAssignmentの締めが本日、厳密には日本時間では明日の朝でして、やっと全部を終えました。
この隔週のサイクルを終わらすのが2回めですが、前回より楽になるかと思ったらやっぱりきつくて、普段使っていない脳みそを使っている感と、あまりにも多くのインプットを消化しきれていない感じ、あとは英語の部分でいっぱいいっぱいになりつつあります。
やっとつかの間の休息に入りますが、事前想定の倍ぐらい勉強してますが追いつかない感じで大変です。